笑顔製造マシーンゲロンパ大行進。
去年の越後妻有トリエンナーレで降り立ったまつだい駅ちかくの、
農舞台でこんにちはした作品。
このゲロンパのバリエーションもすきだったなー。
お世話になった三省ハウスのあちこちに鎮座しておりました。
いまになって思えばこれは妖怪の一種として
受け入れていた気がします。
妖怪。
コワイというより、ビックリさせられるもの。潜んでいるもの。
不思議なもの。
遠野を走っているとき、
背中を鬼太郎や猫娘や砂かけ婆や子泣爺が押してくれている、
と思ってがんばりました。
山を上った先の神社から山彦が応援している気もしました。
潜んでいる。気配がする。
見えないものを在ると信じること。
それは妖怪のことだけじゃなくて、いろんなことに言える気がします。
見えないから信じない、では味気ない。
背中を押してくれた妖怪のおかげ、と思っているほうが
人生なんぼか楽しいんじゃないか。