「生活保護3兆円の衝撃」NHK取材班 読みはじめる。
本にも興味があるけれど、いちばんの興味は子どもの頃から一貫して「貧困」に惹きつけられる自分。
「ホームレス作家」とか、池袋の餓死した親子のお母さんが遺した日記とか。
父が元気だった頃(というのも複雑な気持ちですが)
人の気持ちを逆なですることを口にするのが得意で、TVでたまたまやっていた老夫婦が最後は車上生活で、餓死だったか衰弱死したのを見て、
「お前もこうなるんじゃないかと心配だ」
とか言って33、4歳で転職の面接を受けていた頃だったのでブチ切れ…る前にこの人いちおう私の親だよね?
なんでこんなこというわけ?
と唖然としたのですが、
いま思えばあまりに入り込んで見ていたから不安になったのかも、父も。
子どもの頃に御伽噺を読みすぎたのかなあ。
正直で貧しい木こりや継子や靴屋にはいつかきっと神様がご褒美をくれる、という。
ま、それは全然ちがうと思うけれど。
全体的なデータよりも、個人的なケースが取材されているので読みやすいです。
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