「義経千本桜」「口上」「毛抜」。
四代目市川猿之助襲名披露、よかったです。
最初に、白にカラフルな隈取が中央にある、
福山雅治
とサインがあり、
「四代目市川猿之助丈江」
となっている白い幕がかかっていて、
口上の段で福山雅治さんからの襲名祝だと明かされたのですが、
襲名とは名前を重ねることであり、四代の猿之助の隈取を重ねたものだというお話がありました。
「義経千本桜」の源九郎狐は先代の猿之助が演じているのを、TVでみたことがあったのですが、
こんなに可愛らしい狐だったとは。若い頃は仕掛けやアクロバットに目がいっちゃってて、
膝を折ったまま移動する動きや、静御前と狐のやり取りには目がいってなかったもよう。
きょうは狐がなんて可愛らしいんだろうと思いました。
「毛抜」は何回あらすじを読んでもどういう話なのかわからなかったのですが、
とにかく歌舞伎らしいカラフルな衣装に見得の切り方、台詞の独特のリズムなど、
歌舞伎って楽しい、
という演目で。
笑いそうになったのは、市川笑三郎演じる巻絹の、
「びびびびびび~っ」
なにごとかと思った(笑)。ふんだ!とか、あっかんべー!みたいな感じでしょうか。
巨大化した毛抜がピョンピョン跳ねるものおかしかったけれど、
顔を小刻みにカクカク動かしたり、目玉を大きくみひらいたり、歌舞伎の文法のようなものが興味深かったです。
う、眠い。
ではまた~。
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