きょう、
山下裕二先生の講演をメモなしで受けたんですが、
(立ち見だったので、ノートを持ったりすると両脇のひとに肘があたったりしそうだったので)
けっこう憶えている自分に驚き!!
耳からの情報が苦手で、小学校時代は先生がなにを言っているのかわからずぽっかーん。
中学時代は先生のいう事は教科書にかいてあるじゃ!と授業放棄(笑)。
高校生になって板書や教科書副教材以外からも出題されるにいたって、
自分の「聞く耳」のなさを痛感。
その後独自に編み出したなんでもかんでもメモする!必殺技で乗り切ってきました。
でも、
2年ほどでしたが、読み聞かせのグループに入っていたせいか、
あるいは去年からお芝居や講演やミュージカル、落語と言った耳を遣うお楽しみに触れる機会がふえたせいか、
耳が使えるようになっていました。
若冲の魅力、プライスさんと若冲の関わり、講演のメインテーマはそこで、それももちろん聴いていたのですが、
こんな美術展の企画がありますよ、とか、こんなテレビ番組に出ますよ、この美術展では講演をしますよ、
というのを全部憶えていた(笑)。
ふつうのひとにはなんてことないんでしょうね。
でも、
機能的にはやや難聴の傾向があるとはいえ、聞こえないわけではないのに、
それが脳に入ってこない状態が長かったので、すごくうれしい。
人間っていくつになっても成長するものなのだった。
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