きょう、2013年3月31日が最終日のサントリー美術館、「歌舞伎ー江戸の芝居小屋」。
昨日の夜言ってきました。
六本木トライアングル、森美術館もサントリー美術館も閉館時間が遅いのよ。
森美術館は22:00までだったかな。さすが六本木。
江戸の芝居小屋というだけあって、出雲阿国の屏風からはじまり、
中村勘三郎一座など、
歌舞伎座の興隆と、それを見る市井の人々のようすがわかる屏風が興味深く、
季節がら桜も描いてあったりするのがまた良かった。六本木でお花見をしながら、レストランでコース、
という提案型のパネルもガレリア館内にあったのですが、めずらしく、贅沢すぎるやろと怯んでそれはできんかった。
歌舞伎展が贅沢すぎたんです。
この上ご馳走じゃあなあってどうしたことだ(笑)。
歌舞伎の名役者たちの浮世絵も、今まで見てきた浮世絵の絵師たちの展示とは違う意味合いに受け取れました。
会場内に当時の歌舞伎の舞台の再現があり、これが桜の季節らしく華やかで良かったです。
それを見て浮世絵をみると、絵師より役者が際立ってくるというか…いままでは役者じゃなくて、誰が描いたかしか興味がなかったもんね(笑)。
「助六」揚巻の打掛の展示もよかった。
山口蓬春の鵲、前田青邨の金色の梅。
歌舞伎は去年の11月に盛岡ではじめてみて、「花道」ってこれか!
と思ったくらいのド素人なので、
なにをみても新鮮で楽しく、見惚れるばかりだったなあ。
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