この優美なトウシューズで立つ足が、
裸足になったときは皮膚は剥がれ、アザやマメや爪が黒くなっていたり、
まるで自分の足みたい、って私は走り方が悪いんだと思うけど。
ファースト・ポジションは、華やかな場面だけじゃなくて、
陰のボロボロの足や怪我をしながら氷嚢を足にあてつつも、ストレッチしつづけるダンサー、
駅のホームで踊る少年たち、
会場内の廊下を走りながらジャンプしたり、
つねに努力しつづけている、主演の6人以外の若いダンサーたちを捉えていてそこがよかった。
私はいまのところ、足の裏のアカギレが痛いくらいで、膝やアキレス腱といった致命的なものはないんだけど、
バレエもマラソンも足をつかうので(すみません、ザックリで。スポーツはみんな足をつかうだろ!と言われてもけっこうです)共感できるものがあったです。
やっぱり自分にまったく関係ないものには興味が持てないんだなあ。
お迎えまで2時間あるから、1時間半は走れるかなあ?
それにしてもいい映画だったなー。
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