ACAC(国際芸術センター青森)。
11/17の美術館ボランティア研修旅行で訪れました。
スタンパーに嬉しいこのスタンプ。
センターの設計は安藤忠雄です。
友の会の美術館ツアーで行った新秋田県立美術館と共通するのは、
水とコンクリートの対比、自然との共存でしょうか。
前川國男の端正な設計がすきなのですが、安藤忠雄のこういうものを表現したいんだ、というのもきらいじゃないです。
センター内の現代アートで特に興味深かったのはこの作品です。
この構造物の中を水が循環しているのです。
鉢植えの植物はボランティアの方がじたの庭から運び、
学芸員さんの解説で、植物が枯れないように水をあげている、と聞いて笑ってしまいました。
パイプがビクンビクンと心臓の鼓動のように水の流れによって脈打っていました。
ご一緒だった先輩ボランティアの方の発見ですが、そう思ったら、循環とは生命のことだなあと思えたり、
穴から穴へ、という学芸員さんの言葉も印象に残りました。
缶の穴も、人のクチも穴。
もうひとつはミシンの作品と、ミシンで作品を作るインスタレーション。
工業用のロックミシンでウィリアム・モリスの木の葉模様や、日本の伝承模様も塗ってしまう。
ミシンで自身のインスタレーションについての記事を縫い繋げた作品、インスタレーション。
これは銀色のラメ素材の生地に黒の糸でミシンをかけた薔薇。
この薔薇は屋外にあり、ライトアップで紅く染まるそうです。
青森県立美術館に来たら、こちらにも寄ってみたいと思った私です。
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