「マリーアントワネットと悲劇の王子」。こちらのブックレビューは菅原その1の直子さん。
菅原歴の通算は私より長いのでその1(笑)。
昭和38年生まれはベルばら世代でして、私もあれこれよみましたよ、マリーアントワネットとその周辺。
悲劇の王子とは王位継承権を持ちながら、革命の嵐に巻き込まれたシャルル。
靴屋の養子になり、虐待されていたようだとばかりかしていましたが(私の勝手な想像じゃなくてそういう本を読んだです)、
王位継承権をもつ王子ということで、彼を引き立ててまた王朝を、という貴族王族から隔離するために監禁されて、
ついに少年の身空で亡くなったらしい。その心臓が残っているのです。
その一方で我こそはシャルルという名乗りをあげるものがあとをたたず、
DNA鑑定ができるようになった今世紀、ついにシャルルのものとされる心臓とマリーアントワネットの遺骨(だったかな)を揃えて鑑定に回された結果、わかったのは…というブックレビュー。つづきは読んでのお楽しみ、ってことでした。
このあと、わがジャパンのやんごとなき方々の話になり、
そこから濃い顔の人々が生息している噂ばなしになり、
岩手といってもみんな私のような顔の平べったいひとばかりではなく、
沿岸のある地域にはものっそい彫りの深い人たちがいるし、青森や秋田にも、
という流れになったんでした。
平べったいのはなぜ…。ちなみに曽祖母は新潟から奥州市まであるいて家出をしてきたというのがうちの伝説です。
小林恭二の「ゼウスガーデン衰亡史」。
おお、小林恭二といえばデビュー作と「父」は読んだことがあるぞ。
というだけの私ですが、この長編でいちばん読んでみたいと思わせられたのが、
鮫のおよぐプールでした。
小林恭二の初期の作品、「小説伝」のついて読んだです!おもしろかったですよね!
と言い合ったのですが、ふだん暮らしていて、小林恭二の名前が出ることはないので、
おおこの読書部、なにを持ってきてもオッケーなんじゃ、
と喜んだんでした。ふふふ。
というところでお迎えにシュワッチ!
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