息子はなんでもよむ、マンガなら。
しかしたぶん、「マンガで読む日本の歴史」のては読まないんだろうなあ。
さて、息子の「巣」の解体もだいぶ先がみえてきたのよ。
私が子どもの頃は親が見かねてそうじしようとすると必死で自力そうじをしたものだが、
息子にはプライバシーもへったくれもない。そうじされていろいろ言われても平気だ。
これは『かわいいころを過ぎたら「ママはぽよぽよザウルスがおすき」リュウの思春期 』の一コマですが、
お風呂に一緒に入らなくなったり、
頭の中はエロでいっぱいになったり、
お小遣いの前借りでゲームを買ったり、
うちの息子もそうなっていくんだろうなあと思ったり、
いやーでもうちのははたしてエロサイトを親に見られたらヤバイ、
とかなるのかな~なにを見られてもヘーキな気も…と思ったり、
しかもこれを息子も読んでいるんだが、いったいどこをどう応用してくるのか見ものである。
息子は「あたしンち」のゆずぴ、「毎日かあさん」のお兄ちゃん、「ママはぽよぽよザウルスがおすき」のリュウなどにえらくシンパシーを感じているもよう。
さて、この「かわいいころを過ぎたら」の編集は松田紀子さんで、
メディアファクトリーのエッセイコミックのあれこれによく名前が出ているので、
一時はメディアファクトリー、じつは松田さんしかいない零細企業なのか?とまで思ってしまいました。もちろんそんなことはなく、
おもしろいなあ、すきだなあ、と思っていた本の編集者が松田さんであることが多かっただけです。
池田暁子さんの「必要なものがスグに!とり出せる整理術!」。
このお団子ヘアーの編集者が松田さんですが、
池田さんがまだ気づいていなかった整理について、目からウロコな技を披露。
私が本ができるのには編集者が必要なんだと思ったのは、「マンガ道」でしたね。
その前はマンガはマンガ家が描いて編集者に渡して印刷屋さんに持って行って、
くらいのイメージでしたが、
これは「愛…しりそめし頃に…」ですが、「漫画少年」の編集長加藤さんの奥さんもまた編集者で、
駆け出しだった「足塚茂道」にあなたたちなら描ける、と、漫画絵本の仕事を持ってきたのでした。
その後多忙のなかで多くの仕事を落とすという大失敗を経て、なんとかまたマンガ家として復活したふたりに、
今度は「王子とこじき」のマンガ化の話を持ってきた加藤さんでした。
こういうところを読むのが楽しい。編集者もいいひと、作者のためになるひとばっかりじゃないと思うけど、
最近は奥付を読むのが楽しみのひとつになっている私なんでした。
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