膝を痛めてから、図書館のスポーツ(ちなみにNDC780です。分類法を習ったおかげで国内ならどこの図書館に行っても目的の棚に行けて便利だ)コーナーに立ち寄ることが多くなった。
具体的に痛み解消法とか原因とか、ストレッチとか、治療にむけてのヒントがほしい~わけだ。
医学(NDC490)の棚にも行くんだけど、どちらかといえば780の棚の方が目的に近いかも。
自分が痛いから、
長年ハードな練習を続けていたマラソンランナーは膝を痛めることはないのかなあ、
とそれが気になって、選手たちについての本を読むこともふえた。
でもさすがにシロウトじゃねぇな、というか、私みたいに重たい体重のランナーはいないわけで、膝痛で苦しんだというランナーはいないね(笑)。
案外多いのが貧血。
私は血圧が低いのが悩みでしたが、貧血にはなったことがなくて
(両者はまったく別のカテゴリーなので、混同されると説明に困る)
そんなものレバーとかヒジキとかほうれん草とか南部鉄器の鍋で野菜炒めとかでいいじゃー
と思っていたんですが、一度なるとなかなか治らないもののようです。
本も読むけど、Wikipediaでランナーの略歴を読むことも多いです。
ほかのスポーツより、ドラマがあるような気がする。
ピークの栄光と、挫折、そこから立ち直って走り続けるのか、ズルズル後退し、引退に至るのか。
あまり興味がなかったジャンルなので、すべてがはじめて知るエピソードばかりで、
42.195kmを走るランナーはふつうのひととは違って、心身ともにタフなんだろう、と思っていたんですが、
選考に落ちて脱力したり、輝かしい勝利のあとにプレッシャーにつぶされてしまったり、
ずっと運動音痴で、特に小学校時代は体育=恥をかかせられる時間。
くらいでやってきた私にすれば、
みんな脆い。
と思ってしまった。だって選考に落ちたって、レースで負けたって、
基本的にふつうじゃないレベルのひとたちなんでしょう?と。
ギリギリまで追い込んで追い込んでトレーニングを重ねているから、
心の風船がつねにパンク寸前の危うさを孕んでいるのかなあ。
あと気づいたのは、
お笑い芸人さんでストイックにランニングをやっていて、いろんな大会に出る方も多いですが、
引退したランナー(特に女性ランナー)がタレントに転向したり、個人事務所をつくったり、政界にでたりと、
なにかマラソンに打ち込む芸人さんとメビウスの輪っかのような類似点があるということ。
政界入りしたお笑いのひとって、すごく多いじゃないですか?
走ることと、お笑いの間には共通の因子があるんだろうか。
運動も人とのコミニュケーションもあまり得意ではなかった私なので、
案外そこがほどよいペースで続けられる鍵だったりして、と思うんでした。