6/7、6/8の読み聞かせ まとめ。そ2 | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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きょうのメインは、



1955年にモンゴメリー州で起こったバス・ボイコット事件を描いた、「ローザ」。


読み聞かせのまえの導入では、

「最近、虹をみた?」

と聞いて、みたー、みたー、

という反応で、


ようし、摑んだ、と、


「ナンバープレートに虹が描いてある国があるんだけど、どこかわかる?」


と聞いて、


例によって黒板にはっておいた世界地図を差して、


「ハワイだよ。


ハワイの車には虹のナンバープレートがついてるの。

タクシーの運転手さんにどうして?と聞いたら、


いろんな意味があるけど、

ハワイはいろんな国の人や肌の色の違うひとが集まっているから、


人々が人種の違いをこえて七色の虹のようにひとつに、という意味がある、

そんな話をしてくれました」


実際にはすこしニュアンスがちがうのですが、わかりやすくアレンジしてしました。


しかし、


ハワイは国じゃないよ。ハワイ州だよ、


というツッコミがこなくてよかった(笑)。


絵もとっつきにくそうだし、お話も人種差別に抵抗して、バスに乗らないで歩き続けるという、


どう考えても明るい楽しいお話じゃないんだが、


人種差別より、






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自分が正しいと思ったことは、勇気をもって発言しよう、


自分の考えが正しいと自信をもって言うためには、知識が必要です。

人間は古代から自分の知識を文字にし、本の形にしてひとに伝えようとしてきたんだよ、


ということで、

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「本のれきし 5000年」


古代エジプトのパピルスやアレキサンドリア図書館、中国の竹簡、中世の羊皮紙、印刷機の発明などが


多数の写真とわかりやすい解説でまとめられているのです。


大人が読んでもおもしろい。


図書館にはいろんな本があります。

知識と勇気を育てていってくださいね、



みたいなまとめでした。


ちょっと押し付けがましいまとめかな、

と思っていたけど、子どもたちは私も思っているよりずっと深く、物語を聞いていてくれて、

感想発表も活発でした。



このあとの読み聞かせ研究会の活動で、


3年生だから難しいかな、と思っていたのに、ほんとによく分かってくれて、

という発言をしたら、


いまの3年生は2年生のときに、先生から昔話をやってください、というリクエストがあって、

オーソドックスな昔話をたくさん聞いてきた学年だから、

という話を聞いて、


あー、聞きの基礎体力ができていたんだ、と納得しました。



かくいう私は、このあと2年生が3回つづくのですよ。


オーソドックスな昔話をやってみようかなあ、と考え中。


あ、


ところで虹を7色に決めたひとは、

ニュートンだそうです。こないだたまたまなにかで仕入れた雑学でしたが、


子どもってクイズがすきなんで、いろいろいろネタ収集はたいせつだ。





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