博多で偶然にも見ることができた、
「デビュー55周年 ちばてつや原画展」。
その余韻に浸りたくて、こんな本を買いました。
弟であり、「キャプテン」「プレイボール」などの名作を遺したちばあきおについても、
満州引き揚げの苛酷な体験が、ジョーが減量に苦しみながら戦った金のエピソードに毒として出てしまった、というお話も、
他の漫画家達からの絵と言葉の寄稿も、
あの梶原一輝(高森朝雄)の「あしたのジョー」肉筆原稿も、
みっしりしていて、読み応えがあります。
たまたま、「愛…知りそめにし頃に…」11巻と同時に取り寄せたのですが、
ちばてつやとトキワ荘の仲間たちの結びつきはないと思っていたので、
大怪我をしたちばてつやの代わりに、編集者から頼まれたトキワ荘の仲間が代筆をして締め切りに間に合わせたというエピソードと、
赤塚不二夫の入院中のベッドでワイワイやっているこのイラストに心が暖かくなりました。
子供の頃、
ちばてつやの描くおてんばな女の子がすきでした。
もう少しして、いろいろ落ち着いたらちばてつやの作品をまとめて読んでみたいと思います。
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