よかったー。
福岡、佐賀に九州ロケが集中しているので、
夜の中州はナイが、博多駅はもちろん行くし、
福岡空港駅もね。
ふたりの若い男性が鉄道を通じて親しくなり、
コンビになっていくところがよかったなー
なぜかコンビに憧れがあるらしい。
細かいところでは、
松坂慶子がグラマラス化をさらに進めていたが、
それでも踊るシーンではそのグラマラスボディがよかった。美男美女は太っても年を重ねても、若い頃の魅力の光背で輝くものだと思った。
貫地谷しほりの演じていた、松山ケンイチ(こまち)の恋人(なのか?)がメガネの仕事をしていて、福井に出張してきた話をするんだが、
次々取り出すメガネフレームを畳まないのでもどかしかった。
頼むから左テンプルからたたんでくれ。メガネの仕事をしている恋人、と映画の紹介にあったので期待していたのだが、
そのメガネをカバンから取り出して掛けて見せる場面だけでがっかりだった。
瑛太演じるこだまの鉄工所やお父さんや、中米から技術習得にきているふたりとのやり取りはすきな場面だった。
瑛太がキャッチボールをやっている場面も。
「間宮兄弟」の間宮兄弟が作りあげた繭のような居心地のいいふたりの部屋を思い出しましたが、
こだまとこまち(登場人物たちはみな特急の名前です)のふたりは鉄道が趣味でありつつ、
そのすきなことでそれぞれの勤める会社が抱えていた難問を見事に解決してしまいました。
監督の意図とはちがうかもしれません
が、
すきなことをやっていればそのことがきっと誰かの役に立ち、
世の中に迎えられる日もくる、
というような、若干孤独なオタクと呼ばれたり、
変人だったりする人達へのエールのような気がしました。
さて、
福岡はあさってだー。
ではでは。
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