
ただいまー。
Run3.11 楽しく走ってきました。
ランアプリを使ったのは初めてですが、
自分の走った距離やタイムがはっきりわかるのも、
おらほのラジオ体操が組み込まれているのもおもしろかった。


私は最初に道具をそろえるタイプじゃなくて、まずやってみて、必要に応じてグッズをふやしていくタイプ。
ランを始めた時もウェアや計測ウォッチはナシで、ま、続いたら買えばいいか、
だったので、ふだんは自分で大きな一周は2.1km、自宅までの往復は1.4kmとして計算していました。
が。
あら。
13.00km走ったってか。驚き桃の木山椒の木ですわ。
きのうは飲み会だったし、iPad2をリュックサックに入れて背負って、というハンディがあったんですが、いけちゃうもんですねえ。
ふははは!

雪はありましたが、
氷った路面を走るのに比べたら、ストレスはありません。
途中で、
いつものゆきだるまがダブルフェイスになっているのに気づきました。
マフラーは、
「ここから起ちあがろう岩手」

2周目まではいつも走っていて苦しいというか、脚もこわばっている感じなんですが、
雪だるまにはげまされ、2周目へ。
2周目はエンドルフィン放出タイムなので、走っているだけで幸せ~。
白鳥たちの熱い声援をうけて、
3周目へ。
走っているといろんなことを思い出します。
震災の被害はなかったなかった、と、沿岸のひとのことを思ったらそう言ってしまうのですが、ガソリンが買えなくて、
ずっと電動自転車で子どもの送り迎えや職場への往復をやっていたことを思い出します。
あれで脚力がついたのかなあ、ずっと運動してない運動してない、と思っていたけど、
走って3週間(きょうでちょうど3週間ですー)でこんなに走れるんだもんな~とか、
息子がしょっちゅう、今度地震がきても大丈夫だよね、灯油ストーブもカセットコンロも、懐中電灯もポットもあるもんね、
とうれしそうに言うこととか。息子なりに不安があるんだと思うが、障害があるので、そういう表現になるんだと思う。
震災のあと、避難所にいる、うちの子みたいな障害児の家族が心配だった。
走り回ったりふざけたり、いくら注意しても大声でよけいな一言を発して、
まわりから冷たい目でみられているんじゃないか。
薬が切れたら、さらに大変だろう。大丈夫だろうか。
うちもあの時期、2、3日ですが薬が切れて困ったことがあり、
避難所にいて薬が切れたことを考えると、絶望的な気持ちになった。
そんなことも思い出したり、
東京マラソンにエントリーして完走する自分を妄想して楽しむとか、
そんな4周目。
でもおなかが空き始めて、はやくうちに帰ってエネルギー補充したい、
とも思ったり。短い距離だし、携帯食なんてないですもん。
でも、5周目にチャレンジすることにしたんです。
4周目の終わりには膝がにぶく痛み、心臓も地味に痛かったのですが、
走っているうちにきえました。
5周目を走り出してすぐ、
頭上を白鳥の一団がさーーーーーーっと飛んで行ったんです。
これがまるで、私のための応援に思えて、そのあとテンションがあがりました。
きょうはいつもより白鳥の声援が大きかった。
Run3.11に参加してよかったです。
そして13km走った自分に驚いています。
私の肉体は私の予想をはるかに超えて進化しつつあるようです。