これは肉坊ちゃんの手。
肉坊ちゃんですが、手はほっそりして指が長いです。
しかしその手でピアノを弾くとか囲碁をするとかじゃなくて、
お肉をこねてます。
こないだ買った鶏もも肉に唐揚げのたれがついていたので、
味をしみこませているのです。
サラダのレタスは私がちぎって水にさらしてパリッとさせましたが、
トマトのくし型に切るのと、レモンの半月切りは息子にやってもらいました。
盛り付け息子。
ドレッシングは市販の野菜たっぷり和風ドレッシングというやつでした。
どぼどぼかけてました(笑)。
しかし肉が足りない!と怒り出したので、
(ひとり100gくらいはあったと思うが)
牛肉とレタスの焼肉のたれ炒めをつくってました。
…肉坊ちゃんだな。
でもまあ、レタスもトマトもちゃんとたべたので、
肉+野菜坊ちゃんに進化したということで。
自分のことがなんでも自分でできるひとになってほしい。
学校のアンケートにはそう書きました。
息子の父親は、高校を卒業して会社の寮に入るまで、
薬缶でお湯を沸かしたこともナイ、というのが、
じつは自慢でした(笑)。
そしてそのお母さんも妹も、そんなお兄ちゃんでいさせた
自分たちの手柄にほこらしげ…間違ってると思うけど、
それを心のよりどころにしているひとに、面と向かっては言えない。
でも、
お嫁さんが世話をしてくれるから、
という考えはいかがなものか。
息子は結婚できないかもしれないし、
(だって結婚できない・していない人がどんどこ増えてるんだもん
結婚できたとしても向こうも自分のことができない人だったらどうする。
家事全般が有能でなくてもいい。
ゴミだしと料理と買い物(計算)と着替えや洗濯や…
日常をひとりで不自由なく暮らせるひとになってほしいだけです。
ま、
結局は私の息子なので、料理はすきでよくやるが、
そうじは苦手。
というタイプになりつつあるんだけど(笑)。


