今晩は。
思い出してみれば、子どもの頃から、誰かあこがれの人物を探して、
その人をなぞるようなことを繰り返してきました。
ま、
真似ているつもりでも、子どものころから
↓
こんな感じだったので、はた目にはまさか私が、
きょうは長くつしたのピッピ、
明日はロッタ(引っ越しをするロッタちゃんだ)、
ルパン三世のつもりで服を勝手に改造して裏にポケットを山ほどつけたり、
誰も絶対そうとは思わないだろうが、自転車を猛スピードでこぎながら坂道をかけあがる時、
岡ひろみになりきっていました。これは嘘(笑)。
マンガやアニメや小説やいろんなものに、自分がお手本とすべき人や人生があるような気がして、
ずっと探していたような気がします。
だって、
自分のほんとうの人生なんて、取るに足らない、つまらないものだから。
これしかないんだったら、生まれてきた意味がわからないわ、
みたいな感じだったのではないでしょうか。
マンガの主人公だって、描いている作家もおよばぬところで、つまんないことで躓いているんですきっと。
憧れの女優も俳優も、100%がキラキラ成分でできているわけじゃないんですもちろん。
すごい仕事のできる人だなあと仰ぎ見ていた人から、悩みを相談されることもあるし、
気に留めていなかったひとがある日を境に自分の理想の存在になるかもしれない。
理想もあこがれも陽炎みたいなもので、つぎの瞬間には見失ってしまう。
ずっと、誰かに幻滅するたびに相手を見損なった、なんてひどい人だ、裏切りだ、と内心ひどく荒れていましたが、
誰かを指針にするような生き方しかできない自分が悪い。
小学生だって知ってる。
誰だっていいところと悪いところがあることくらい。
人をお手本にしたがる癖を、やめよう、と思って努力しているのであります。
世の中スーパーマンはいない。いや、コンビニじゃあるまいし、24時間スーパーマンやってます、なんてあるかい(笑)。
クラーク・ケントだって、公衆電話ボックスがなければただの人じゃない!