算数道は険しい。。。 | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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eeeeee

こんばんわ。




息子の勉強につきあいだした私です。




自分自身が放任というか、



「だってお父さんもお母さんも勉強きらいだったもーん」


と自ら言う両親(実話)のもとで育ったので、



なんとなく、


勉強するしないは本人の自覚の問題、と思っていました。



息子もやる気になればやるだろう、無理な押しつけをして

ほんとうに勉強嫌いにしたら大変だ、



といって静観してきましたが、





(素人がヘタにこじらせるより、学校の先生にお任せした方がいいと思っていた)




4月からは四年生だし、少しは家庭学習の習慣をつけさせないと、と思って、つきあうことに。






うーん。難航中。





社会が分からないとか理科が苦手、逆上がりができない、なら分かる。

あれらは才能の問題だ。




でも算数ですよ。



私はどうしても算数がわからないという感覚がわからない。


数学じゃない、算数じゃん。


算数は日常生活の道具なんだから、わかるわからないの問題じゃないだろうというのが

私のごく庶民的な感覚です。素朴によみかきそろばん、という信仰が私の中にはある。




きょう担任の先生に相談したら、あの独特の割り算のやり方は

やはり息子オリジナルだったようだ。ちゃんと九九をマスターさせてやった方がいいということなので、



九九マスターにつきあっています。




が、




すぐにいやになるらしい。



プライドはむっちゃ高いようだ。だから間違えるとすぐにキレる。


その高いプライドで地道に努力すればいいんじゃないのかと思う。



とにかく九九は反射神経で答えられなければダメだと思うので、


また不意打ちで九九の問題を出すのを再開した。






私:「8×2=?」


息子:「16」


私:「8×3=?」



息子:「お前が考えろ」






これですよ。



小児科の先生には長所を伸ばしてあげてと言われましたが、



最低限の基礎学力がなかったら、長所があったとしても生かせないのではと思う。





(と書いてからまた算数につきあうこと2時間。うう)




2ケタ×2ケタの掛け算や、3ケタ×2ケタの掛け算をやっていたのですが、


これがちょっと目をはなすとなにとなにをかけて、


なにとなにを足すのかを忘れるようだ。



間違ってると指摘すると荒れるし、10分の問題に1時間以上かかって大変でした。



しかし、



泣いたり、荒れたり、拗ねたりしながら問題を解いている息子をみているうちに

気づいたことがあります。



プライドが高いんじゃない。


分からなくて不安な気持ちが強いだけでした。



そばにいて、このやり方はあってるよ、と励ましつづけてやれば

だんだん自信をもってやれるようになるらしい。


それも波があって、できるようになった!とホッとしてもすぐにまた、

1×5は、6?とか言うので楽観できないんですが。






子どもの勉強をみるのってむずかしい。



やればできる子なのか、やってもできないのか、その見極めもまた難しい。



ふつうの子だったら、学年相当の教科書くらいはできるのがふつう、という判断ができるんだろうけど、

うちの子の場合は、努力すればできるのか、努力してもできないのか、誰も分からない。




もしかしたら、能力的にむりなことをやらせているのでは、と思うこともあるし、



逆に、少しやらせればもっとできるのを私が怠けていてやらせないのかも、と

顧みることもある。



能力的に無理でもやらせているうちに脳みそにシワが刻まれるのかもしれないし、

やってもやってもできなくて、ただ劣等感をつよくするだけなのかもしれない。






んー。