小児科の主治医いわく、
息子は言葉や類似、類推などにつよく、
処理能力が弱いそうです。
なんで今回よくなっていたかを私なりに考えた結果、
辛抱強くなったから。
だと思うんです。
前回の心理テスト(知能検査)では、途中で集中力がなくなったらしい。
それでも家にいるのときのグダグダぶりを考えたらよく頑張った方だと思うんだが、
今回は制限時間のないタイプの試験だとじっくり考えて答えを出していたようです。
そう、制限時間がなければ息子は正解にたどりつける(こともある)タイプだったんですね。
苦手なことのなかに、
数唱、というのがありました。数を読み上げたり、それを逆から言うのが特に苦手らしいです。
10,9,8,7,6…ってやつ。
たしかに小3のいまでも全然言えない。100まで順に数えるのもたぶん、怪しいと思う。
九九くらいはもうマスターしようや、と思ってときどき、不意打ちで九九の問題を出しているのですが、
「4×4(しし)」
でさえ、
4+4は8、8+8は16、
とやらないと出てこない
。ものすごーく時間がかかる。
苦手だったんだ…。
子どもの苦手なところをしつこく追及し、いいところはあえてつぶしていたような気がするなあ。
「すきなことを思いっきりやらせて伸ばしてあげましょう!」
と言われても、すきなことは紙を切り刻んでつくる謎のペーパークラフトなので、積極的にのばしたくない。
家じゅうゴミ箱にされちゃうんだもん。
(ゴミ箱の上でやりなさいよ、と注意しても全然聞かない。きっとそれも苦手なことなのかもしれないが、
やはり腹が立つものは立つのである)
思っていたよりIQは高かったが、検査ではっきりと、ワーキングメモリと処理能力の遅さがわかってしまったので、
これからはもうすこし、温かい目で見守ろうと思います。