昨日の夜焼いた山食です♪
発泡スチロールでの発酵は馬鹿に出来ませんよー。
熱エネルギーナッシングですし(正しくはお湯を沸かすのに
ガスまたは灯油を消費しているのだが)。
下は朝日での撮影。
昔は焼けた→巻置く能わずの勢いでスライス→ラップ・ジップロック→冷凍
しなければ鮮度が落ちると思っていたところがあるのですが、
鮮度ってなに自分(笑)。
まるで空気中にパンの水分がどんどん逃げてしまうと思っていたような気がする。
スライスすると、端っこのうすーいうすーい全部耳の2枚を
のぞいて8枚とれます。
厚切りにしてトーストにしたらきっと、もっちもち感を
味わえるんだろうなあと思いますが、
私はごはんだって固めに炊いて少さましたものがすきなんで、
もちもち焼きたてにそれほど力点をおいてないんです。
でも粘り気というのがごはんの味の重要なファクターであることを
考えると、日本人の求めるパンの美味は究極ごはんのようなパン、
なのかなーと考えています。
やわらかくてもちもちしていて、甘くて。
それはもしかしたら、母性につながる味というか、イメージなんじゃないか。
伊藤比呂美の「またたび」のなかで、アメリカに暮らしていて
恋しく思う日本のふわふわして甘い菓子パン、蒸しパン、
という文章があって、日本にいたころ夜に眠れないと
コンビニに駆け込んで柔らかくてしっとりしてふんわりした
パンを買っていた、というところがつよく印象に残っております。
そういえば20年くらい前にはチーズ蒸しパンにはまって、
コンビニでチーズ蒸しパンとグリコカフェオレという組み合わせで
1ヶ月ということがありました。
私もふわふわもちもちしっとりがすきだったんだなあ。
ふわふわはしていないけれど、しっとりもっちり、の山食でしたー。
ではでは。




