祖父は長命でしたが。 | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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eeeeee

もしかして、



私って自分で病気を作ってる?ほんとうは大したことないの?




という疑いがわいてきて、それがまた苦しい。



とっとと決着つけようぜ!とも思うんだが、



どーってことナイナイ、と思っていてあとで取り返しがつかない、


なんてなったらどうしよう、



なんて、たぶんけっこう多くの人が似たような経験があるんじゃないでしょうか。




早い話が、きょうは心臓がドキドキ(でも脈をはかると数値は70くらいでふつー)して、

手の甲がこわばってる。きのうは手袋が暑すぎる感じだったのに、きょうはいくら暖めても冷たい。


もちろん、暖房は炬燵にストーブに服もニットを2枚の上に綿入れ着用の体制ですよ。


(暖かい地方にお住いのみなさん、いま、ゲゲゲッ!と思ったね。こっちは夕方から雪って予報ですぜ)




なーのーに、こわばってるー。なんなのこれー。




むしろいま私を悩ませているのは症状そのものじゃなくて、



ほんとうに病気なのか、


それともこのくらいの不調はふつーで我慢すべきなのか、



ってことですよ。その判断がつかない。



94歳まで長生きした祖父は晩年の2年ほどはいっつも唸ってたなあ。


トイレできばっているみたいな声で、べつに病院にも定期的に通っているし、

特に痛みがどうのというわけじゃないはずなんだが、



それとももう自分の体調について家族やドクターに説明するのも面倒だったんでしょうか。



最後の数年間はトンチンカンなことばっかりやってたし。




遠方に暮らしている叔母さんがときどき祖父にお小遣いを送ってくるんですが、お小遣いをもらうとすぐに豪遊する。


豪遊たって、タクシーを呼んでスーパーや家電店をまわるくらいだが、

(昔から新しいものがすきで工夫や発明に目がない)



家電店でテレビのリモコンを一気に5個買ってきたときは父も私も激怒ですよ。



いくらお小遣いだって、遣いかたってものがあるだろう。




祖父はこれならリモコンが見当たらなくても代わりがいっぱいあるからいいだろう、

と得意満面…





うーん、目的地をタクシーの運転手さんに告げることもできるし、

家電店でなにがほしいかも話せるわけだから、認知症とも違うんでしょうね。


私は老人性うつ症というのがあるから、その反対の老人性躁もあるのかなーと

疑っていました。躁って金遣いが激しくなるみたいだし。




金遣いが激しいと言っても叔母さんがお小遣いをあげた一瞬だけであって、

あとは変わったことはなかった気がする。お金を持ちなれないのでとっとと遣いたかったのか?



でもまあ、そういう豪遊やうちに親戚が遊びに来る以外はうんうん唸っているわけですよ。


唸りつつトイレに行ったり、廊下を掃いたり、日記をつけたりしている。




子どもの頃は理不尽に怒鳴ったり叩いたりする恐怖の祖父だったので、

晩年の困ったおじいちゃん状態は少し和んだが、


唸り声が家中どこにいても響いてくるので、実家にいるとその唸り声にうんざりしました。

どこか苦しいの?と何度も訊いたんだけど、べつに痛くないというんだこれが。


最近、あの唸り声を思い出す。





加齢とともに若い頃のようにつねに快調とは行かなくなってくるんだろうか。


どこかかこか、調子の悪いところがあるのを常態として暮らしていくのだろうか。




うーん、それにしても48でこれはないだろう。


もうすこし抗ってみるか。