こんばんはー。
「週刊モーニング」の連載で、主要受験生のふたり、
ロングストレートの水野さんと、おうちがお金持ちでお兄さん二人は優秀で、という
よく聞くパターンの矢島くんが桜木先生(てっきりドラゴン桜先生だと思ってたよ。
そんな奴ぁいねぇ!)の指導を受け始めて、
これからどこまで伸びるのかなーと思ったあたりで「モーニング」をやめちゃって。
息子が生まれたのを機に、我々(元の相手と私)も週刊マンガを卒業しようよ、
代わりに週刊文春とかさ、大人の雑誌を買おうよ、ということになったんでした。
って当時私が39、向こうが45。ちょっとどうかと思う(笑)。
でも気になってたんですよ。
覚えている人はあまり多くない作品だろうと思うけれど、
カンニングで受験を乗り切る!というすさまじい発想のマンガがあって、
「試験あらし!」というのですが、その彼も、
小林よしのりの「東大一直線」の東大通も、
「東京大学物語」も、
目指すところは東大。で、登場人物の受験を応援しちゃう。
ふつうは東大を目指すのが主人公なんだけど、このマンガでは特に水野さんが主人公というわけでも、
かといって桜木先生が主人公という感じでもないみたい。
主人公は、
勉強そのもの。なんてねー。
これ、私真理だと思う。
だって昔から勉強がへたくそな私のテキストやノートや問題集は
つねにキタナイ。もしくは異様にカラフルだ。
それは勉強ができないあかしだと自覚してはいるので、
ひとにすごく勉強して…と言われると申し訳ない気持ちになる。
高校時代一番勉強のできた女の子の教科書は真っ白だった。
と、わかっていてもやっぱりマーカー引いてしまう私…ダメダメやん。
でも書いて書いて書きまくって覚えろ、というのは
実践してますよー。
へたくそでも絵を描くと覚えがはやいというのも実感しています。
ツリー方式の記憶術ってはじめて知ったなあ…。
あー、
野菜ソムリエの受験1カ月まえにこのマンガを借りて読めばよかった―。
こんなすべてにおいてだらしない私だが、これでも受験生なんだから、娯楽はオールカットじゃ、
と思っていたんだよなあ。終わってから読もう、観ようとか思って。
1~10巻で矢島くんと水野さんの学力と共に、人間性の成長も著しく、
また龍山高校の先生たちの意識もかなり変わってきて、
成長ドラマって、読んでいて気持ちい。
テレビドラマは1回目だけ見たんですが、阿部寛さんの桜木先生はぴったりだと思いました。
結末は知らないのですが、
矢島くんと水島さんがそろって合格にはならない気がします。
どちらかは奇跡の合格、どちらかは不合格。
でも、落ちた方も腐らず、もう一度挑戦するんじゃないか。
なんてねー。



