パンシェルジュ検定でやたらメーカーが「湯種」や
「湯捏ね」製法で超芳醇や超熟食パンを製造していることが
気になって、
一度湯だねのパンを作ってみようと思っていたので、
ホームベーカリー本のなかでまだつくっていなかった
「ふたごの湯だね食パン」を作ってみることにしました☆
テキストは、荻山和也さんの「ホームベーカリーBook」。
「ホームベーカリーRecipe」に先行する本ですが、
むしろこちらの方が独特というか、ユニークです。
ふつう1冊目はスタンダードを狙い、2冊目でアレンジするみたいな流れが
あると思うのですが、逆なところがまた。
(私にはそう見えるということで、ほかの方にはこちらの本の方が
スタンダードにみえる、ということもあると思います)
この、ホームベーカリーの動作途中で
生地をいったん取り出す、という手法は荻山先生に
限りませんが、最初に発明したのはどなたなんでしょうね。
ほんとうにホームベーカリー100%利用法って感じがしますこれ。
これが湯だね。
本生地の10%の粉と同量の熱湯をこねてつくったもの。
湯だねを加えることでもちもちの食感と独特の甘みがうまれるということです。
で、ほんとうは食パンコースで、生地をいったん取り出して成形したら
そのパンケースをまたセットする、
という流れなんですが、
うっかり、生地づくりコースを選択しちゃいましてー。
この生地がもっちりしてなんかもうかわいい。
いつも3つ山の山食なので、きっかり2つの山食も新鮮だ。
…あれっ?
ホームベーカリーをつかうとうまく焼けない病にでもかかったのか?
なんか、ふつーに形成してオーブンで35°で40分ホイロ、
コールドスタートで35分焼成したらこーなりました。
昨日のあのパンはなんだったんだ。てかきょうの米粉のパンもなんだったのさ。
…あれれ?
なんかオーブンで焼いた方がうまく焼けるんですが私。
うまく行ったのでちょっとびっくりしました。
ははは。