おはようございます。
洗濯機を回しつつ、紅茶用のお湯を沸かしつつ、
食洗機の音、ごーごー、
っていうのは快感です。
なんだろう、私自身はなにもしていないのに、
時間を無駄にしていない。
ような気になるよ。
さて、
きのう、朝日新聞の平井さんがお帰りになった後、
息子を迎えにいつもの預け先に向かったら、
大きな立待月がゆっくり昇っている途中でした。
帰りにリニューアルオープンしたスーパーに
はじめて寄ってみましたよ。
私はほんとに面倒がきらいで、1円2円安いものを買うために
あちこち歩くくらいなら、皮までたべればいーじゃ!という
横着ものです。エコでも物を大事にしているわけでもないので
あまり胸を張って言えない(笑)。
あたらしくなったスーパーは、ちょっと高級感入ってますみたいな
品ぞろえになっていました。
で、チーズ!
パンを焼くようになってから、いろんなチーズをたべるようになったのですが、
ブルーチーズだけで5種類くらい、ほかにもいろいろなたべたことのないチーズが
並んでおりましてー。
もともとここのスーパーはチーズとかドライフィグとかソフトサラミとか、ほかのスーパー
ではお目にかかれないものがあったんですけど、
全体の印象としては、安いが旗印だけど、中途半端で店内が暗っぽい、レイアウトがごちゃついていて
あるきにくい、
だったんですが、
全体に、ちょい高級感ありスーパーにシフトしていましたね。
で、
そこでかつての同僚にあったんです。
姿をみかけて、私の方から声をかけたんですけど、
そんなにね、親しいひとでもなかったんです。
でもちょっとだけ思い切って声をかけて、いまどこで働いてるの
(彼女が辞めたことはまえにあったほかの同僚から聞いていました)
と聞いて、八百屋さん、と教えてもらって、
おお、じつは私は今度野菜ソムリエの資格をとろうと思っててさ、
毎日野菜をみてふれていたら、野菜に詳しくなったでしょ?
とか、じゃがいものローズマリー焼きはおいしい、とか、
飲食ではたらいていた者同士だし、スーパーであったのでたべもの話(笑)。
すごい楽しく話して、帰り口でもまたばったり会って、またね~
と言って別れたんですが、
気持ちがすごく清々しました。
ちょっと蟠りがあったんですね、じつは。
だから声をかけなければかけないでもいいかな、と、
チラッと思ったのもほんとう。
そこをあえて声をかけたのはなんでだろう。
平井さんと話した中に、今回の地震のあとさきのことが
ありました。
そのとき、
地震のあと、何十年かぶりで福島のいわきにいる先輩と
郡山にいる友達に電話して、
という話をしたんですね。
地震がなかったら、一生電話をしないままだったかもしれない、
ということを話して、
で、たぶん、自分の口からでた言葉の妖精が、
(さあ、思い切って声をかけてみるんだ!)
と、背中を押した、というか、声をださせたのじゃないか。
ひとは自分の言葉でつくられる。
格言でもないが、そんなことを思いました。
言葉も気持ちも、脳みそのどこかのパーツがはたらいているだけの
ことで、すべて自分なのに、
考えたことを話しているはずなのに、その話したことに影響されてしまっている、
ということが私はよくあります。
よく、
怒鳴ってばかりいるひとがいます。
たぶん、怒鳴っている自分の声によって怒りをかきたてられて、
また怒鳴っているのでしょう。
どうせなら、
楽しいことを考えて、
あかるい未来を信じて、
ランランルー♫
であるいていきたい。
とかいうことを、
漠然と考えた月夜のスーパーなんでした。
長文スマソ(笑)。
