旅先なので、
パン屋さんのパンとコーヒーのみであります。
大丈夫野菜ジュースを飲んでますから(^皿^)。
札幌・円山公園駅近くの地蔵商店のパンを朝ごはん~
地蔵商店の由来は、誰からも親しまれるお地蔵さまのようなパン屋でありたいから、だそう。
すべてが独特でしたが、貝殻にありそうなスパイラル形のベーグルは名物パンのひとつ。
引きがつよくて、甘い小麦の味と歯切れのよさが特徴的。
けしの実がアクセントになっています。
もうひとつの名物パン、丸ごとの林檎を包んで焼き上げたりんごパンは冬季限定で今回は残念ですが、
季節感は大事ですからー。
かわりにトマトパンを。
私が選んだのは十字クープの小さな丸形ですが、山食とコッペ型もあった気がします。
山食なら、トマトの旨みが凝縮され、バジルの香り高いパンのサンドイッチが楽しめますよね。
チーズにレタス、カリカリのベーコン、チーズ焼きにしてもいいし。
アイデアだな~と思いましたよ。パクるべさ。
オレンジピールとチョコレートのパンは、フィリングにも生地にもチョコレートが入っていて、甘くてやわらかい。
ハード系まっしぐらのパン屋さんもありますが、
地蔵商店はハード系も甘くてやわらかいパンもあり、
少量ずつ焼いては、焼くはしから売れていく感じでした。

ハード系はみな、自家製天然酵母、白神こだま酵母(白神山で発見された有名な天然酵母)を使っています。
こちらは胡桃とレーズンのライ麦パン。

こちらは「ルヴァン」。
伺ったら、小麦粉酵母でした。レーズン酵母のパンを焼く日は決まっているそうです。
私はたべることについては、あらゆることに興味があるから、
かなり熱心に質問するタイプ。
質問することは、記憶の定着を高めますし。

こちらはパン屋さんのよくあるタイプで旦那さんがオーナーシェフ、奥さんが販売なんですが、
ちゃんと答えてくれて尊敬しました。
ホールスタッフが商品知識がないと、パンに愛情がないんだ、と思えて、
一抹の寂しさを感じてしまうんです。シェフがどんなにいいパンを焼いても、販売員の接客ひとつで台無し、ってパン屋さんに限らずある。
たべものは心でもたべているわけで、
笑顔や言葉が商品価値を上げもし、下げもするんですよね。
さて、朝ごはんもたべたし、運河をめぐりあるきますかー。