
「おいしいパンを召し上がれ!」(田中つかさ作画/大和田聡子原案)はパン屋さん開業から8年目に描かれていますが、
こちらは住宅街のちいさなパン屋さん、ワルン・ロティを開いてから1年の頃に書かれた本です。
開業までの四苦八苦はマンガにも詳しいのですが、
本書では材料の仕入先からミキサーの選定まで、克明です。
作者・大和田さんは2歳から6歳までを広島で、
6歳から高校までを盛岡市の、しかも厨川で過ごしたという。
しかも、1963年生まれだと分かり、かなりうれしい。
接点はそれだけですが(^皿^)、
主婦業が苦手だったり、公園デビューに苦しんだり、
そんな一面もあって、
スーパーウーマンではないのですが、
スーパーウーマンではない大和田さんがすきなことには半端ではなく打ち込み、
製パンから販売まで一人でこなしている姿に励まされる気がします。
