
車がないと広々としますね。あー車検代は惜しくはないのですが、
車が鬱陶しい。
スバルR2はすきで買った車ですが、
なんか圧迫されています。
しかし逆になにもかも捨てて、
相棒は車と犬だけ、という暮らしはではできるのか。

地震のあと公民館にヤドカリしていた図書館から借りたマンガです。
村上たかしさんのマンガはバイタリティ溢れる奥さんを描いたものしか知らなかったのですが、
地震のあとの心細い気持ちに、向日葵のなかの白い犬がパッと入ってきました。
中年のお父さんとお母さんと娘さんがいてあたりまえに幸せだった家に拾われた白い犬。
やがてお父さんは家族を失い、体も損ね、捨てるわけにもいかないから犬だけを連れて、車上生活になります。
犬の目線から描かれていて、ただひたすらお父さんに頼り切って、
お父さんのことだけを見つめている犬に胸をしめつけられるような気がします。
お父さんが旅路の果てをはっきり覚悟したのはいつだったのでしょう。
悲惨な物語とも見えますが、家族に捨てられたお父さんにとって、最後まで寄り添い、
見守りつづけた犬が生きる希望だった気がします。
白い犬の名前は、ハッピー。
映画化の帯の写真をみたら、ハッピーがSoftBankの「お父さん」のように思えたのですが、
気のせいでしょうか。
「続星守る犬」もよかったです。
図書館で借りて読んで、やっぱり買うというパターン(^皿^)。