
映画館でも観た作品ですが、自宅でゆっくりみるとなにしろ明るいので(笑)、
メモを取りながら見られていいなあ。
高齢で伴侶を失い、からにこもるマルタを心配する三人の友人たち
派手でお洒落で、人生を楽しむリージー
ランジェリーブティックはマルタの50年前の夢でした。その夢に真っ先に協力したのがリージーです。
やがてほかの二人もインターネットや運転で配送を買って出ます。
男尊女卑に老人差別、職業差別など、
小さな田舎の村には差別と偏見が渦巻いています。
シングルマザーで派手な外見のリージーは人一倍風当たりが強かったのではないでしょうか。
だからこそマルタの小さな希望の灯を大切にしたのでは。
私がマルタの友人たちでいちばんすきなのはハンニなのですが、家族の世話や伝統を重んじるハンニが、
自分と夫の尊厳を守るために免許をとろうとするところは笑いながら熱くなります。
こっちはあなたが赤ん坊の頃からトラクターを運転してるのよ! うわっ、カッコいい! あまりに乱暴な運転に教習の先生はびびってますけど(笑)。

マルタの息子は牧師でずっとマルタのランジェリーブティックに反対していましたが、
最後に、お袋のために頼む!とマルタの作った旗を掲げてもらうのです。
ふと、手塚治虫がマンガにしたら、ピッタリだという気がしました。
あーちょっと気分上向き。
ではまた~