ちょんまげぷりん 3 泣ける場面♪ | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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だいたい、いちばん最初のシーン、朝のあわただしさのなかで、

息子の手をひっぱって走るともさか、


で、もう泣いてる(笑)。


なぜそこで泣くって感じですが、お母さんが稚い子どもの

手を握って走っている場面って泣ける。


ボロボロ泣きながら、初手からこれではどうなるんじゃー、

「瀬戸内少年野球団」なみじゃーと思った。


私は夏目雅子がいちばんきれいだった映画はあれだと思っていて、


ファーストシーンで、


パララッラッラッラッラッラララララララララッラー、パラララ、パラララ、ジャーン♪


の「A列車で行こう」ですでにボロボロでした。なんでだかわからないが、

以降、最初からボロボロ泣ける映画の基準は、


四半世紀くらい前に見た、「瀬戸内少年野球団」です。



友也くんが菓子の職人になって忙しくなった木島さんを慕って、

ごはんをたべながら涙をながす場面。泣けちゃう。


木島さんが、いきなりタイムスリップしてしまって、途方にくれている

顔をしてスーパーの前できょときょととしている表情。泣ける。



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保育園で列から遅れがちに歩く、友也くん。泣ける、いろんな意味で。

まるっきりうちの息子のパターンだ…でもあの保育園はいろいろ問題が

あるので絶対預けたくない


なんだよ散歩の途中で園児から目を離して車にひかれそうになるって。

観ていて怒りがこみあげてきましたが、私だけでしょうか。


さらに、保育園で熱をだした友也くん脱走も、

「すみません、目を離してしまって」と泣いて謝るまえに、


警察を呼べ。



こんな保育園はいやだ。でもこんな保育園であっても預けなくては

身動きとれない、というシングルマザーのリアルを表現したかったのかも。


(違うと思うが)



最大の見せ場である、あの江戸城ケーキ。


その完成まじかで、うつらうつらしてしまって、

チョコレート液をたらたらと江戸城にかけ流してしまって、

泣きじゃくる友也くん。



ああ、つらいね。


いちばんすきな木島さんのためにがんばってきたのに、

自分がすべてを台無しにしてしまったなんてつらいね。


こういうときの子どものつらい気持ちって、もうくっきりとは

わからないんだけど、大人が同じ過ちをするとは違って、


絶望


の気持ちが襲ってくるんだよね。



このときの木島さんの友也くんを責めず、励まし、災い転じて福となす、の

技もよかった。




木島さんが帰りが遅くなって、うつらうつらしているのに、

逢いたい一心で待っている友也くん。泣かぜるぜ。

木島さんに教えられたように一生懸命

洗濯ものをたたむ友也くん。胸が痛い。




おいおい…泣いてばっかじゃねーか。


あとはいなくなった友也くんを探してともさかが狂ったように

あちらの扉、こちらの箱と探しまくる場面がキターーーーって感じだった。


わかるよわかる!その気持ち。



でも言っていいですか?


警察に届けたのか?




たぶん、あれ、警察に届けてないよね。


よね、って言っても分からないと思うが、夏の終わりに

息子が警察沙汰の迷子をやらかした私には分かる。



ああいう場合、お母さんはおうちで待機してなきゃならないんだ。


息子さんが戻ってくるかもしれないから、ということで。



きっと、ともさかは警察に知らせないで探していたんだと思う。

でもそれがよかったんだたぶん。もしも警察に知らせていて、

あの戦いの場に警察が来たら、


きっと木島さんは江戸にも戻れず、東京で罪人として獄につながれた…

かもしれない。





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物語の終わりに登場したのは、


「小公女セイラ」で独特の存在感をかもしていた、


水島かをり役の 忽那汐里さん。


クールでクラスのもめ事に、ばっかじゃないの?という

姿勢でいた、黒髪とアーモンド型の眸の美少女。


まさかここでお会いするとは…。




ひろ子と友也くんは江戸に帰った木島さんのことを思いながら、


木島さんがかつて住んでたという麻生を歩いていて、


偶然、「江戸阜凛」をみつける。


すごい当て字だなあ。




これこそ、木島さんが江戸時代に還ってから、

お侍をやめて、お菓子の店を出した証であり、


ひろ子と友也くんは創業者を描いた絵をみて、

笑う。


だって、胸元からのぞいているのは、ケータイストラップですよ。

友也くんがすこしでもお話ししたくて、忙しくなった木島さんに贈ったケータイの。



そのケータイストラップの絵をみたら、

もう涙がだーっよ。



というわけで、全編どこもかしこも泣ける映画なのだった。



私だけの特殊事情かもしれないので、


泣いてやる!


とはりきって観に行って、全然泣けんやんけーとか思われても

ひとそれぞれですから…。



それにしても、泣くと気分がすっきりして良くなるのはなぜ?