ジュリー&ジュリア ジュリー・パウエル 富永和子訳
おもしろかったー。
一気に読んでしまいました。
映画のジュリーより、小説のジュリーの方が意地悪なものの見方をするので、
そこがすき(笑)。
訳もまた、その辛口でアイディアが豊富で、次から次へと言葉があふれるジュリーに
ぴったりのテンポでした。
映画ではジュリアとジュリーの人生を巧みに織り交ぜながら進んで行きましたが、
小説はジュリー93%くらいかな。
でも、大丈夫!
ジュリアの自伝「いつだってバナぺティ!」も昨日から
読み始めましたから(笑)。
まさかひとつの映画にこんなにハマり続けるとは思ってもみなかったけれど、
ジュリーとおなじく私もブログを続けているし(ジュリーがブログをはじめた2002年当時は
だれもブログなんか知らなかった、そうです。そういえばそうだっけ)、
料理がすきだし、左利きだし(ジュリーは左利きです)、
ADHDだし、
掃除が苦手だし、
卒業記念にとんでもないものを贈ろうとしちゃうし(笑)、
共通点がいくつもあるせいか、性格も年齢もかけはなれているのに、
親しみのわく人物だからでしょうか。
映画を見てから原作を読んでこんなにエキサイティングだったのは、
やはりそこにある、
なにかを成し遂げようとする情熱と、
成し遂げた人への尊敬の念があるからでしょうか。