岩手県立美術館で開催中の
「ポップ・アート1960’s→2000’s」で
印象深かった画家のひとり、
ロイ・リキテンスタインによる、「積みわら」。
ちなみに、こちらが本家「積みわら」。
もちろん、クロード・モネの作品ですが、
ボストン美術館展でみたときは、
あー、この一枚がみられただけでもう、いいや、
とまで思ったくらいだ。
なんでこの絵なんだか、自分でもわからないけどね。
現代美術の作品展は私はあまりみたことがなかったので、
というか、食わず嫌いも甚だしく、
まったく興味がなかったのですが、
パロディと言ったらなんですが、
有名な画家の作品を換骨奪胎、といか、
本歌取りというか、モチーフにしている作品が多かった気がします。
この三枚は「雄牛」。
上から「雄牛Ⅰ」「雄牛Ⅱ」「雄牛Ⅲ」。
下にいくにつれて、抽象度が増して、最後はなにやら
しずむ夕日と難破船、の絵にみえないこともないですが、
雄牛です。
水差しと花のある静物
この作品もおおきくて、不思議にひきつけられました。
「森の前の道」
ゴッホのある絵に似ているなーと思いましたが、
「糸杉と星の見える道」でした。
物凄い嵐に吹き飛ばされる枝や紙や旗…道には
もしかしたら人が倒れているのかもしれません。
リキテンスタインの絵は、マンガっぽいんだけど、というかほとんど
マンガなんですが、
谷川俊太郎の詩に似ている気がします。
どこがどう、と言われると困るんだけど。