「噂のモーガン夫妻」で、お目当てのヒュー・グラントより、その妻役の、
サラ・ジェシカ・パーカーにすっかりやられてしまったので、
「セックス・アンド・シティ 2」を心待ちにしている私です。
で、なぜか「アイ・アム・サム」を観たくなったのです。
「噂のモーガン夫妻」では、最後に中国からの養子を飛行機で
連れて戻った夫妻でしたが、
ふと気付くと、メリルのおなかがまあるく膨らんでいて…ということは、
養子を迎えることにしたら、妊娠したってことかなあ、
なんとも憎いラストだなあと思っていたんですが、
「セックス・アンド・シティ2」でも、不妊症に悩み中国からの
養子を迎えるという登場人物が…
いやなに、映画情報をラジオで聞いただけだったのですが、
私は「1」をみていないので、
あれっ、まんま「噂のモーガン夫妻」じゃないか、ということは、
それはサラ・ジェシカ・パーカーの役で、
監督もおなじなのかなー
とまで妄想を暴走させてしまいました。
違うじゃん、監督も、サラも(笑)。
それで思ったのは、中国からの養子縁組って
アメリカではめずらしいことじゃないんだろうなあ、ということでした。
西原理恵子の「毎日かあさん」のなかで、鴨ちゃんが西原さんに、
戦争で孤児になったアジアの子供を養子に貰って育てたい、と
いう場面があって、そのときはその発想に驚いたのですが、
国際的な養子縁組という選択いまや、ふつうのことなのだろうな、と
やっと気づいた私です。
国を超えての養子という選択に、はっとする自分はもしかすると、
悪気もなく、自分自身の偏見に気づいてもいないひと、
だったのかもしれない、と思いました。