映画「ジュリー&ジュリア」を観たときの、
やられちゃった!!感、
料理がすきで、ブログをやっている人なら
一度は考えたことがあるんじゃないですか?
すきな料理本の完全制覇!
だいたい、料理の本って、気に入ったメニューとか
ある程度作りやすいものしか作らないですよね。
もっている料理本の1冊でも、全部作ったことがある、
というひとは少ないんじゃないかなあ。
だからこそ、映画のなかの、ジュリーの分厚い料理レシピを
1年で完全に再現する、というチャレンジに大いに共感したわけだ。
あー、私もやりたーい、と熱く思いませんでしたか、
料理がすきなみなさま。
それとも、私だけかな。
坂田阿希子さの「何度もつくりたくなる おいしいレシピ
ホームベーカリーのパンとお菓子」(扶桑社)のパンレシピのうち、
ふつーのホームベーカリーパンは23種類、
生地作りまでのパンが17種類(ヴァリエーションは含めない)
天然酵母コースパンが5種類
ケーキコースが8種類
なんですが、
ホームベーカリーパンは14種類、
成形ブレッドは3種類
やいています。
(天然酵母パンコースとケーキコースはそもそも機種が違うので無理です)
制覇したいぞう。むずむず。でもこれって、著者や坂田さんのファンの
方からしたら、失礼なことかもしれませんよね。
ときどき、分量勝手に変えたりしてるし。
荻山和也さんの「ホームベーカリーRecipeもっとおいしい。もっとカンタン。」も
愛用しすぎてもうボロボロですが、
72種類あるパンのうち、半分くらいは作っています。
特に気に入っている全粒子パンは繰り返し作っているなあ。
コンプリート、あこがれますねえ。でも機種が違うから無理なんだが…。
金井美恵子の「待つこと、忘れること?」は、エッセイ集でありながら、
料理のレシピが載っているという、本と料理が両方すきなひとにはたまらん本なんだが、
たとえば、
ギネスタイプの黒ビールには、
「そば粉のクレープ(スモークサーモンとサワークリームをそえて)や、
ヴェランダのプランターからとってきたタイムの葉で風味をつけた
ジャガイモのバター・ソテーと、味がしっくり合います」
という文章から、
料理を立体化させるという試みはどうだろう。
なんて考えたりします。
児童文学のなかのお菓子やパンを本にするという
試みはすでに何冊も何十冊もでていますが、
それとおなじですねー。
よしながふみの「きのう何たべた?」も実際に
作ってブログに載せたらおもしろいだろうなあと思う。
って去年、苺ジャムでやったけど。
すでにちょこちょこやっていることではあるんだが、
1冊丸ごとコンプリート、って夢だなあ。
(すきなところだけ作っているのとは違って、
1冊丸ごととなると、壁が絶対あると思うんだ。
そこを越えたらきっと発見があると思う)
ブログでやってみたい企画、その1でした♪