「しあわせの種まき」というエッセイが朝日新聞の
「ひととき」欄に採用されたのは、3年ほど前だったでしょうか。
気持ちがささくれたときは、種を蒔いたり、手紙を認めたり、
図書館に本の予約をしたりして、
幸せの種まきをして自分の心を宥める、というような
内容だったと思います。
掲載からひと月ほどして、新聞社経由である女性から
おたよりが届きました。
私より年上のその女性は、思いがけない蹉跌があり、
熟年になってから住み慣れた家や土地をはなれ、
失意の日々を送っていたとき、
私の投稿を読み、元気づけられたということでした。
その後、テレビで「大食い王」をご覧になったり、
文春の林真理子さんのエッセイに「魔女の孤独」として、
(たしか去年の女王戦のあたりです)取り上げられていたときも、
おたよりを頂いて、やはり、元気づけられたことと、
少しずつ力が蓄えられてきている様子が描かれていました。
去年の春には、湘南ゴールドという果物をいただいたりして、
年に2度ほどのやりとりですが、
そうしておそらく逢うことはないと思われますが、
こういう縁もいいなあと思っています。
今年の春の女王戦もご覧頂いたそうで、
遅くなった返事を、GWにやっと出しました。
このGWは遠方の友に手紙を4通だせて、
よかったです。
手紙っていいですよね。