今朝は実家から盛岡まで、息子の小学校への
道を花見をしながら通学、という快挙?を成し遂げた
私たちなんでした。
まずは、
岩手県奥州市水沢区の、水沢公園の桜。
道路わきにまで、枝をひろげている桜並木。
街中の眼鏡屋ではたらいていたころは、
たんなる通勤ルートでしかなかったのですが、
(いや、桜の季節にはこの道を選んでいたので、
いちおう、それなりに桜はすきだったのですが)
あらためて見上げると、見事な桜です。
まだうすぼんやりした空気の中で、
枝垂れ桜のピンクが鮮やかでした。
こちらの枝垂れ桜は陸上競技場のまわりを彩っています。
水沢公園は、水沢体育館があり、野球場、陸上競技場、
そしてこの土俵がありまして、
中・高校生の頃は、陸上競技大会や野球の予選など、
ほんとうに来る機会が多かった。
桜の中で観戦なんて、今思えば贅沢だったんですが、
当時はぜんぜん気づきませんでした(笑)。
白樺の林の向こうに、芝生のグラウンド、桜の木々と、
十二単みたいな色の取り合わせがきれいだなーと。
当時は、陸上なんてかったるーい、ぐらいな感想でしたが(笑)。
その近くに、後藤新平の像。
水沢三偉人のひとりで、「大風呂敷」の異名をもつひとです。
ちなみに、水沢はやたら「後藤」姓が多いです(笑)。
佐藤さん、鈴木さんより、だんとつ後藤さんです。
もうひとりの偉人、斎藤實とともに、生誕150年だそうです。
この公園には、駒形神社という水沢の人が
初詣にいく神社としては屈指の神社(たぶん)が
ありまして、
私たちもお参りしてきました。
うちの弟はここの神主さんに名前をつけてもらったせいか、
類まれなる強運の持ち主です。
私のように「悪運(だけ)が強い」というのとはちがって、
ふつーに運がいい(笑)。
先月会社を辞めましたが、弟のことだから大丈夫だろうと
思っています。
が、いちおう、姉として弟の再就職祈願もお願いしておきました。
馬神。
駒形神社の、「駒」が「馬」のことだったと、
この神社の氏子として46年やってきましたが、
きょうはじめて知った(笑)。
てっきり、独楽のコマだと思っていた…字が違うだろ。
ま、いろいろ発見がありまして、
人気のない朝まだきに花見もいいものです。
いつも散歩したり、ランしたりしているんだろうなあ、という
人たちが、親戚の庭でも歩くように楽しんでいる姿が印象に
残りました。
今年も水沢公園の桜を見られて、よかった…。
岩手県内では有名な桜の名所ですが、観光客ずれしていなくて、
おおどかな気風がすてきだと思います。相撲取りでいったら、大乃国みたいな
感じでしょうか。
いや、ほら、土俵がある公園なのでつい。
県内の方で、近くまでいらっしゃる方は、ぜひご覧あれー。
五分咲きくらいだったので、まだまだ楽しめそうです。