私がよしながふみのマンガを読むようになったのは、
モーニング連載中の「きのう何食べた?」からでした。
その次がこれ(笑)。
よしながふみ自身も高校時代、予算をきっちり立てて家計を
やりくりしながら家事をやっていたとなにかで
読んだので、
「きのう何食べた?」における、二人で月25000円の食費(昼食代はべつ)が
非常にリアリティがあるのはそういう背景があるからかもー。
で、こちらは、予算25000円なってみみっちい世界ではなく。
お金も時間もたべものに費やしてきたんだ、という、
YながFみさんとそのまわりの「親友」ならぬ「食友」たちの
お話。
もう何度も紹介してますけど、今回はベーグル話を。
マンガ家のYながさんは、どぎつめの化粧で外食する日と、
スッピン以上のすごい顔でマンガ描きの日の落差が…。
いやマンガですからこれは。
でもこの食べ物に対する深い執着というか愛は、
よしながさん自身のなかにもあると思われます。
で、おいしいパンのお店の「へそのない気前のいいベーグル」
をぜひたべたいぞう、と願うFみさんに、
お友達が買ってきてくれたパンがこちら。
ドライトマトを練りこんだクリームチーズペーストを、
黒ゴマのベーグルではさんだもの。
ひーん。
おいしそうっ!!
すべてが都内のお店ばっかり出てくる本なんですが、
(グルメガイドブックにもなっている一粒で二度おいしい本)
このものすごくおいしいパン屋さんに行ってみたいよー。
という思いがずっとあって、
伊丹空港のエアポート・ベーグル・カフェに入ったわけです。
ガイドにもなりますが、やはりよしながふみっぷりは発揮されていて、
ほんとうの大人のいたわりや優しさについて、繊細に描いていると思います。
よかったら読んでみてくださいね♪