

All About「レシピ」チキンカレー
All About「レシピ」スープカレー
こんなカレー。
去年、「rakra」の取材ででかけた秋田県仙北市。
そこでであったのが、B級グルメでも名高い神代カレー。
ひとつのおさらの上に、昔風カレーと今風カレーがあいがけされていて、
温泉卵がぽんとのっかっていて、薬味が秋田名物いぶりがっこ。
もちろん、お米は神代米ね。
中学校の調理実習でカレー粉のカレーは作ったことがあるものの、
水みたいにびしゃびしゃしていて、全然おいしくなかった、
という記憶が生生しくて、市販のルーを2、3種類まぜてつかって、
玉ねぎとにんにく、しょうがのみじん切りをよーく炒めるのと、
鳥ガラでとったスープストックを使うのがコツ、というカレーを
ずっと作ってきたのですが、
このでかい赤い缶入りの、カレー粉400gを戴いてからは、
ずっとこれで昔風カレーばっかりつくっております。
いや、つくっておりました。
先週、遣い切っちゃったのでね。
作り方は簡単。
小麦粉とカレー粉をサラダ油でいためて、そこへ
お好みの材料をいれて、万能だしつゆで煮ているカレーになる予定のなべから
そのだし汁(野菜や肉の旨みが溶け出ているはず)をお玉でとって、
泡だて器でまぜまぜする。
どろどろになったら、これをカレーのなべに移して、こんどはお玉でまぜまぜ。
とろみがたりなかったら、小麦粉とサラダ油をまぜただけのものでとろみづけ。
こんな感じです。
井上靖の「しろばんば」のおばあちゃんカレーって感じかな。
え?
なんで「かもめ」の文庫本かって?
いやなに、「アンナ・カレーニナ」の文庫本がほしかったんですけど、
なかったから。昔、桃井かおりがアンナ役をやることになったとき、
その舞台稽古に、当時凝っていたにんにくの味がきいたカレーばっかり
たべて通っていたので、相手役に(キスもする!)
「アンナ・カレーさん」とよばれていたそうです。にんにくがぷんぷん
だったわけですね。だからアンナ・カレーニナ(ン)。意味不明ね
。
みなさん、お手持ちのSBカレー粉がありましたら、
ためしに文庫本のとなりに置いてみてね(笑)。
さて、みなさんのおうちの定番カレーはどんなんですかー?