はーい。
長女のスポットライト・ダークレッドです。
あたしは「ノルウェイの森」カラーと呼んでいただいて
けっこうよ(笑)。
かなりメリハリのきいた紅色と濃い緑がご自慢なの。
女優で言ったら、ジーナ・ディビスでしょうか。
恵まれた長身、整った容姿、なのにどこか土の匂いのする
たくましさがあるというか…。
どっからどうみても、あたしってば、パーフェクトだわ、
と、もちろん、自覚しています。
「きれいですね」と言われたら、にっこりわらって
「ありがとう」と応えるタイプ。
ソノーラホワイトジングル。次女っぽーい。
華やかな長女に対抗すべく、次女というのは長女の
鏡みたいな存在になりがちですよね。
「若草物語」の長女メッグが贅沢で華やかな上流階級に
あこがれるのとは対照的に、次女のジョーは、はなっから、
自分の腕一本で生きることしか考えていなかった。
戦場に行った父の代わりに、この家を守るのは俺だ!
くらいの勢いだ。ボーイッシュで個性的で、姉に反発しつつ、
姉の影響から逃れられない…
そんな次女なんでした。
三女は姉二人の際立った紅色とはうってかわって、
はんなりとしたピンクで勝負!
姿は姉二人より小柄ですが、整った姿に、
なぜかこのひとだけ、ニャロメピンクといいいたいような
フクシャピンクの鉢だったりする。
おとなしいくせに、派手好み。
内気なくせに、頑固。控えめでも、自己主張は覆せない。
そんな、「細雪」の雪子みたいな子。
名前はアイスパンチ。
いちばん、小柄で、しかしいちばん高かった鉢。
それがこのプリンセチアだ。
アイスパンチもピンク系ですが、このプリンセチアは
もっと派手で陽気なピンクピンクしたピンク。
鉢がちょっと高級感あふれる(?)グレーにモダンな
ラインのデザイン。なんでや。
これは…「若草物語」でも、「細雪」でもそうだったけれど、
四女というか、姉妹の末っ子にありがちな、
あたしはいちばん可愛い、
可愛いあたしはなにをしてもゆるされるはずよ、
という天真爛漫と自惚れのいりまじったタイプ。
…
というようなポインセチア四姉妹。
時々席替えをしてやっております( ´艸`)。



