パンパンにふくらんだ生地をビニール袋から
とりだします。この作業はビニール袋に生地がべたっと
くっついたりして、やなもんです。
堀井さんもやだったはずですが、さらりと、
「袋から出した生地を」と。まるで、帽子から鳩でも
取り出すみたいにあっさりと書いておいでだ。さすがだ。
でもまあ、ちょっとは袋にくっつきますが、気にしないで。
取り出した生地は、私は40gくらいで、16等分にしました。
スケッパーで半分の半分の半分の半分にすると、16等分になるもんね。
堀井さんはどうやって18等分にしたのだろうか。
たぶん、半分の3等分の3等分だな。
分割した生地は、切り口を下に集めるような感じで、
なめらかな生地が表面になるようにまとめる。
口では言い難いんだが、ま、お風呂でタオルに
空気をいれて遊んだ要領を思い出してもらいたい。
大きなビニール袋(じつは漬けもの用のやつ)を、
上からかけて保温と保湿をして、2次発酵。
呼吸しているなーって感じ。
大体、2時間くらいかけてゆっくり発酵させました。
だって、部屋の温度低いんですもん。
でも、案外うまくいきましたよ。
昔は天板にお湯をはったりして苦労しましたが、
発酵に時間をかけてもいいんだと知っていたら、
あんなことしなかったのになあ。
さあ、あとはオーブンに入れるだけです。
電気オーブンの方は、あらかじめ熱しておいた
方がいいと思います。
(この部分にやたら時間がかかるので、ぼちぼち
ガスオーブンの導入を考えている私だ)

