さっき、水沢江刺駅まで送ってくれた父に、
「こないだの焼売たべた?ひょうたん入ってなかった?」
と聞いてみた。
ら。
「ああ、実家のあねのところにいったら、
北海道の大きい姉の娘がきててな、あねと姪にやったから、俺はたべてないんだ(笑)」
あねはじつは父の長兄の奥さんで、義理の姉なんですが、うちの母が亡くなったとき、
通夜や法事などでずいぶん助けられました。
長兄のことは「親方」と呼んでいて、
弟たちのことは、「舎弟」(訛りでシャデと発音します)と言っていた父ですが、
親方も舎弟も点鬼簿のひとになり、
実家のあね、私の伯母は畑だったところにたくさんの花を育てています。
去年の夏、弟たちとお線香をあげに行ったら、三十数年ぶりにいとこ達と会って、
懐かしかった。
「となりのトトロ」みたいな夏休みを、
子供の頃いとこ達と、当時は茅葺きで囲炉裏や井戸のあった、この家で過ごさせてもらって、
ありがとう、と、
父の「親方」と「あね」に感謝している。
焼売、また買うだ。
なかに入っている、醤油さしのひょうちゃんがほしいから(´艸`)。