旅ぼん今回の旅ぼんは、北杜夫の『マンボウ愛妻記』(講談社、2001年)。以前週刊誌でよんだ、ウツと躁の40年のつまびらかな記録エッセイですね。こちらの本が書かれたあと、お嬢さんがハッパをかけて、俄然元気になり、ギャンブルや風俗店めぐりなど、躁状態がやってくるのですが…。ソウ・ウツをカジュアル化したマンボウ・北杜夫の功績ははかりしれませんが、その赤裸々な日々は…?