生きていくってことは
毎日誰かにテストされるってことだ
世間はなかなか手強い
だからといって なあおまえ
ビクビクすることはない
テストといったって
理不尽な難題を
ふきかけるわけじゃなし
特別な勉強の結果を
試すわけじゃない
そうさなあ 子どもの時
どんな躾をされたか
美しいとみっともないと
この二つを
どんなふうに身に付けたか
それを見るってことかな
それも作法なんて高等なことじゃなく
普通の行儀
まあ ご飯の食べ方といった
ごくごく普通のことさ
箸をペロペロ舐めない
食べ物を頬張ったまま
クチャクチャしゃべらない
何jを食べようかと
迷い箸をしない
卓に肘をつかない
舌を鳴らさない
この程度のことが出来たら
世間は好意を持って見てくれ
そして
個性や能力も考えてくれる
なっ たったそれだけ
(暮しの手帖 25号 日本人らしい人4 「おせっかいな案内人」阿久悠)
今日一日(暦は変わったわけですが)のオーラスに、
この詩を。
あたりまえのことがさらっと書いてあるようで、
ちょっと、ひやっとしたりして。
世間はなかなか手強い、し、また、
自分を見る自分の目がもっとも、私には、手強い。
きょうのチャレンジ100は自分に課したテストでしたが、
もう一人の私が、まだまだだな、と言っております(笑)
んー。
また、しばらく期間をおいて、今度は100達成できるように、
計画を練ってがんばりたいなっ!
では、今度こそ本当に、
おやすみなさい♪