聖少女の朝ごはん倉橋由美子の『聖少女』と出会ったのは、ちょうど30年前(!)の高1ですが、この作品には多大な影響を受けましたが、まずは、主人公・未紀の朝ごはん。おなか、ぺこぺこだったから、コーン・フレイクにバナナの輪切りとカシュー・ナッツをまぜて温い牛乳をかけたのを食べて、これが朝帰りの16歳の少女の朝ごはん。書かれたのは1965年ですが、私はいまだにカシューナッツを朝からたべるのは、贅沢の極みじゃないかと思い、いつかやってやろうと思っているのです。ま、私はシリアルは断然冷たい牛乳ですが。