ブログネタ:スケジュール管理は手帳?携帯?PDA?
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断然、手帖派です。
亡くなった祖父が、ずっと仕事の日誌をつけていまして。
リング式のノートに、3行ずつ、その日の現場とか材料とか、
翌日の段取り、作業の内容、みたいなことを書いていました。
祖父は、板金工でした。
職人気質だからなのか、もともとの気性が荒いのか、
やたら怖い祖父でしたが、その日誌を認めているときは、
「おう、ちょっと漢字を教えてくれや」
と、訊いては、
「ありがとう」
と、素直に礼をいって、また日誌に戻る、
静かな祖父でした。
なにしろ、私の叔母なんか、祖父のそばに一メートル以上は
寄らないようにしていたよ、というくらいの癇癪玉なんですが、
それが日誌に向かっているときは、静かなたたずまいで。
隔世遺伝なのか、私も若い頃、メガネ店で働いていたのですが、
お客さんメモをつけていました。
人の顔を覚えるのが大の苦手で、でもお得意様なんかだと、
名前をいちいち言わなくてもわかるだろ、という人もいるわけだ。
そりゃあ、いろいろしくじって、悩んだ末に始めたお客様の手帖。
で、手帖にお客様の似顔絵を描いて、買った商品の品番、レンズの種類、
度数、メガネの好み、以前のメガネ、雰囲気、髪型なんかを
とにかく詳細に書いておく。
もちろん、勤務時間外に、ですよ。
家に帰ってから、とか、休み時間に、必死で思い出して書いて。
そのメモはもう読み返すことはないんですが、実家に置いてあります。
その頃から、手帖になにかを書くことが習慣になったようです。
バッグにはいつも手帖。
パートタイマーなので、シフトの時間を書き込めるように、
一日が6時~22時まで目盛がついているやつ。
で、さらに1週間が見開きになっているタイプ。
毎日の仕事や用事はなんでも書きこんでおきます。
図書館、みた映画、よんだ本、買ったもの。
受けた電話、行った場所、植えた球根。
手帖にはポケットがついているのも、私にとっては大事な条件です。
このポケットに、映画の半券や、美術展のチケットなどをはさんでおくわけ。
いわば、自分でつくる、手帖の付録、かなあ。
やっぱり、付録が多いほど、充実の一年だったな~と感じられるし。
手帖の見返しや、予備のメモ部分には鉛筆で
いろいろなことが走り書きしてあって、
それも思い出になる…
そうですね。
スケジュール管理の手帖でもあるけれど、
一年の思い出、という雑誌を作っている感覚かもしれませんね。
ということで、私のスケジュール管理は手帖です。
みなさんは、スケジュール管理は手帖?携帯?PDA?