愛されない子 トリイ・ヘイデン | 菅原初代オフィシャルブログ「魔女菅原のブログ」

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愛されない子 絶望したある生徒の物語

トリイ・ヘイデン 入江真佐子訳 早川書房



…こういうのを初歩的なあやまり、というのかしら。


ずーっと、トリィだと思っていたわ。

トリイだったのね。ショック…


以前にもブログで紹介したのですが、

この「絶望したある生徒」とは、


トリイのクラスの生徒レスリーの母親、ラドブルックのことです。


「…せいぜい三十代にしか見えない女性の方は、

はっとするほどの美人だった。


背が高くて彫りが深く、頬骨が高くて顎には

カーク・ダグラスの顎のような割れ目があった。」


きれいな猫の目のような緑色の目、

ライオンのたてがみのようなブロンドの長い髪。


「彼女は美しさで武装し、それでマントのように

自分を包んでいた」


美貌と優秀な頭脳、すべてを持ち合わせているのに、

アルコールに溺れずにはいられないラドブルックの告白。



「レスリーのことじゃないの。わたしのことなの。

死ねればどんなにいいかと」


「…それから階下に降りて行って、それをやる勇気を出すために

一杯だけ飲もうと思うの。でも、一杯じゃ足りないの。

まだ弱虫だから」


夫はそんなラドブルックを「ひどい母親」だと非難し、

「弱虫」のラドブルックはますます飲酒の深みに溺れる…


この絶望した生徒を、トリイはどのように救うのでしょうか。



完璧という要塞に守られているかのようなラドブルックですが、

彼女の書いた育児ノートには、リアルな叫びがあります。