ブログネタ:理想の上司は?
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特定の誰ということはないんですが、
部下を公平に見て、それぞれの長所を伸ばし、
短所をカバーしてくれる人、ですかねー。
もちろん、仕事ができるという前提つきですが。
上司についていきます!っていうのは、
やっぱり仕事ができるかできないか、じゃないですか?
多少、人間的に偏りがあっても、
部下が仕事で行き詰っている時に
ナイスフォローが出来たら、もうそれだけでね。
逆に、優しくても、気配りできても、
仕事ができない上司は困るしなあ。
思い出すのは、夢野一子さんの
『この女に賭けろ!』ですよ。
173cmの長身と、同期トップの出世頭でありながら、
毎日遅刻ぎりぎりに役員専用エレベーターでやってくる、
よつば銀行の原島浩美、30歳。
彼女は部下でもあり、上司でもある中間管理職です。
上司としての彼女は、出社拒否になったオタクっぽい、
依頼心の強い青年を、一緒に仕事をしていく中で、
自信を与え、立ち直らせますし、
統制のとれない、自信過剰の部下たちに対しては、
一人ひとりの気持ちを聞いてやり、
やがて彼らをひとつにまとめたりします。
できる女なんですね。
でも、彼女のできる女としての面だけでは、このマンガは
うすっぺらなものになってしまうところです。
彼女は、部下としては、個人行動が
目立ちますし、言うことは正論であり、うっとうしがられるタイプ。
ですが、この浩美を煙たがることなく、
最後には、
「君が頭取になる時は私が最高の部下になってやろう」
と、言う山田支店長(のちに頭取)。
浩美は腹の据わったところがあり、その点だけでも
山田支店長を上回っている、と、読者の私は思っていたのですが、
こんな言葉を部下にかけてやれる山田支店長は、やはり、
最高の上司だったのではないでしょうか。
それに対する浩美の答えは、
「そのようなことは、おっしゃるべきではありません」
というものでしたが、
こういう大人と大人の関わりができるなら、その関係性の中でなら、
上司とか部下とか、あまり関係ない気がします。
大切なのは、
互いを尊重しあい、認めあえるかどうか。
理想の上司、というテーマからは外れるかもしれませんが、
仕事をする上で大切なのは、
人を尊重する、己の覚悟であり、心ひとつではないかと、
自重をこめて思うのです。
みなさんは、理想の上司は誰ですか?