パンにつけて食べたいもの、へのコメントありがとうございました。
ということで、お礼にこの記事を書いてみます。
私ね、子どもの頃、朝が弱かったんですよ。
健康で体も大きいし、親もそんなことは思っていなかったと思うんですけど、
低血圧という落とし穴が!
炊き立てのご飯の匂いで、うっ!となる…というと
つわりの妊婦だ。そこまではいかなくても、
朝から炊き立てのご飯を食べると、確実に気持ちが悪くなる…
たぶん、低血圧のせいです。
ということで、炊き立てのご飯を冷凍庫に入れたりして、
防衛につとめていたんだが、どうも匂いがだめだった。
ということで、祖父が朝食をパンに切り替えた時は、
自分も右にならえだった。私が中学生になった頃だったかなー。
ご飯は一日一食にして、胃の負担を減らす、
みたいなことをノタマッテいた。
ちなみに食べていたのは、食パンの耳。スティック状の
耳じゃなくて、正方形の耳だけのやつ。そこだけつめたパンを
パン屋さんで売っていたわけだ。たしか3斤分くらいはあったと
思う。20円とか30円とかで売っていたので、お得。
でもまあ、ふつーパンの全面耳食パン、そんなに
好きじゃないですよね。しかも、牛乳じゃなくて、
スキムミルク(カルシュームが多いからだそうです)を
合わせて飲んでた。当然私もその組み合わせ。
何度も書いたように、相当な意地悪じいさんだったんだが、
この朝パン時だけは親切だった気がする。スキムミルクの
調合もやってくれたし、トースターで焼いてくれるのも祖父だった。
このパンの耳とスキムミルクの朝食はえんえん10年は続いたと
思う。その後、ふつーのメーカーの食パンに代わり、牛乳に代わった
けれども、結局祖父は亡くなるまで、ご飯は一日一食で通したのだった。
いやなじいさんだったけど、どうも、食べ物の好みが一部似ているんです
よねー。いやだけど。硬めに炊いたご飯が好きだったのは、家では
祖父と私だけだった…だから朝ご飯じゃなくて、パンだったのか。
そのあたりは聞く機会もなかったんですが…。
なんか私も長生きしそうな気がするなー。