つまりあれだ。
折りヅルと折ヅメを混同していた時期があったんです。
なんといいましょうか、和紙で作られた、折りヅルの中に、
折詰に入っているようなお料理が入っているという…
そんなもん見たことはないですよ!
でも、でもそんなもんがあるんだと思い込んでいたんだ!
毎月建前で父がもらってくる折詰のことはなんだと思っていたのか。
いやそれは「たてまえ」と呼ばれていましたから我が家では。
だから、世の中には私がまだ見ぬ「折ヅメ」なる、「折りヅル入りの
ごちそう」があるんだーと思っていたんですええ。
折りヅルになぜ料理を入れねばならないのか。
トイレットペーパーで折りヅルを折るのと、どっちが
不条理でしょうか。
ちなみに、トイレットペーパー折りヅルの話は、
中島らもの「明るい悩み相談」に出てきたエピソードです。
トイレットペーパーの先を三角に折っておくのは、「清掃終了」のサイン
だと思っている私ですが、あれが折りヅルになっていたら、ちょっと
風流でいい感じ…ですか?
修業してやってみますかねー。トイレットペーパー折りヅル。為せば成る(笑)。