金ぴかで華やかで技巧的で、菅たんは好きです。
が、「一昔前、狩野派はまったく人気がなかった」。「狩野探幽など、つまらない絵の代名詞のように扱われ」ていたそうです。
そうだったか。
私は美術館愛好家ではありますが、知識は全然なくて、雰囲気だけで見ているからなあ。
というわけで『アート・ビギナーズ・コレクション もっと知りたい狩野派』安村敏信(東京美術)
この「内裏雛図」には、立雛、内裏雛、犬筥が描かれ、視覚トリックを駆使して描かれているそうです。
犬筥とは張り子の犬のことで、魔よけとしてお雛様に一対で飾ったそうです。
節分も近づきましたが、雛まつりもやってきますなあ。
