あれから、シャワーを浴びたり髪を洗ったりして、そうすると不思議なもので、
たまりにたまった洗濯物もやってから病院に行くか、という気になり、
ついでに、実家から帰る時に持たされた白菜を漬物にしてしまったりして。
いや、まだ足元ふらふらしてるんですけど。
でも人間身支度が整うと、なんとか元気なふりだけでもできるもんですね。
元気がないときこそ身支度だけはしっかりやっておく、方がいいのかもしれない。
話はかわりますが、実家は別に農家でもないし、白菜も玉ねぎも父がスーパーで
買ってきたものなんですが。なぜにこれを持って行けというか、という感じです。
実家の親って、子どもがいくつになってもなにか持たせたがるものらしいです。
私の曾祖母は亡くなる前に、枕元から祖母に財布を取り出させて、
「あんたにあげるから」
と言ったようだった(声はもう聞き取れなかったから)そうですが、
かなり古い小銭ばかり入ったお財布だったそうです。祖母が60代、曾祖母
は米寿のお祝いが終わったあと、わりにすぐのことだったと思います。
さて、病院では風邪という診断がつきまして(インフルエンザでは
なかったということで一安心)、温かい、消化のいいものを食べさせて
下さいという指示が。
じゃ、鍋焼きうどんでもやるかー。