映画は見ていないのですが、
原作の「グーグーだって猫である 2巻」は
作者・大島弓子さん自身の闘病生活が中心になっています。
癌の抗がん剤治療のために入退院を繰り返すのですが、
「毎月のことですっかり慣れた入院
十日間くらいの入院でもその間くらしやすいように
カレンダーや時計筆記用具などを設置」
したり、
病室の窓にやってくる鳩に食パンをちぎってあたえたり、
大島さんらしい、どこかおとぎ話めいた景色もありますが、
抗がん剤の副作用の吐気と戦うくだりは、
やはりつらそうです。
そんな闘病生活の中で、大島さんは出会ってしまうのです…(つづく)